★第154回WAFP関西勉強会のご報告

 令和3年10月16日(土)13時半から15時半の2時間、難波市民学習センターの第3研修室にて、「愛する人たちへの終活法」をテーマに当SG代表森島憲治さんにお話し頂きました。 

 

 三叉神経痛の治療中にもかかわらず、立って講義くださいました。勉強会は私たちの質問に応えていただく形式で、お話は進みました。

 戸籍は入れず住民票のみ生計同一の届をして、「未届けの夫」「未届けの妻」という選択をするカップルもあれば、戸籍上は婚姻関係があっても世帯分離する選択をする場合もあり、夫婦の形は多様化しているという話題で盛り上がったり、未届けの妻の場合は相続など税金面でのメリットはないため、戸籍に入れる方が安心だという話もでて、終活する夫婦のスタイルについても議論が深まりました。

 

 未届けの妻へ「ありがとう」の気持ちを込めた相続を実現させるには、家族信託や公正証書遺言などもあるが、家族が全員集まった席で自分の残りの人生の希望や妻への想い、また、相続人になる家族それぞれについての相続分等をきちんと話し家族間で共有してもらっているので、それで足りると考えている。

 

 家族間の信頼が強ければ強いほど、対策は特に取らずとも大丈夫なのだと感じ入った2時間でした。

 

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 現在は、大好きな数学の問題を解き、その法則性を見つけ出すのがワクワクする日課となっておられる森島先生。

 

 私たちにもその一端をご披露いただきましたが、私たちのレベルではなかなか難しかったです(笑)

 

 本日は、体調が万全でない中をご登壇くださり、どうもありがとうございました!