2024年6月1日午後2時から4時の2時間の勉強会は、年金相談歴30年以上の大ベテランの社労士でAFPの三宅恵子氏をお迎えしてお話しいただきました。
テーマは、「本当に喜ばれる年金アドバイスの極意」
公的年金の法律をしっかり理解していないために、年金額にばかり目を奪われている実態をお話しいただき、参加者からは「目からウロコ」の声続出でした。
公的年金制度の中でも、老齢年金は退職後の生活にとって欠かせないものになっています。その分生活者の関心は高いのですが、往々にして「年金額」にのみ目がいきがち。大事なのは、個々人のライフプラン、家計の状況などに加えて、公的年金控除や税、社会保険料や医療・介護保険の自己負担の増加など多方面考慮する必要があります。
また、離婚時の年金分割制度についても触れられ、分割申請の割合が20%以下というのは、制度について知らない人が多いのではないかという指摘もありました。
相談者にとって最良のアドバイスができるよう、これからも研鑽をつんでいきましょう!